働きたいなら調べましょう! デイサービスの事どれだけ知っていますか!?

現場の風通しをよくするには

デイサービスでは、管理者と生活相談員を筆頭に介護職員や機能訓練士が働いています。また事務職などもいれば、施設の運営内容によっては看護職などもいるようです。こうしたスタッフ全員が介護の現場において連携し、チームで仕事をこなしていくことが大事です。
しかし、さまざまな人間がいる中で、どうしても同じ方向を向いていない等の問題は起こるようです。そこで、管理者や生活相談員は、グループワークを通して自分と他者の考え方の違いを知り、自分の当たり前は他人にとっての当たり前ではないということを知ることが重要となります。それにより、言葉かけの内容が変わりスタッフ間にも良い関係が生まれてくるのです。
たとえば、自分たちが働いているデイサービスといえばどんな特徴や雰囲気かというキーワードを5つ書いてもらいましょう。それぞれに書いたものを見せ、自分のイメージとどれくらい異なっているのか、またどうしてそう感じたのかを話し合っていくといいでしょう。介護職員の一人が認知症に強く、職員が元気で家庭的な雰囲気に加え、声が大きく男性が元気という5項目を挙げたとしましょう。別の介護職員は、リハビリが強く、家庭的、食事がおいしく、認知症に強い、わがままなどという5項目を挙げた場合、共通している項目も出てくるものです。全く同じコメントがでるというのは、同じデイサービスの職員内で1割程度であるといわれています。同じフレーズが多いほど、施設の基本方針が浸透していると確認できるようになります。また、似ているようで異なるフレーズに注目し、各スタッフの感じ方に着目していくことで、チームにまとまりも出てくるので仕事も進めやすくなることでしょう。